【書評】期待しないほうが、うまいことやれる

『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』に学ぶ、しんどい毎日を軽くするコツ

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「なんのために生きているんだろう」
「なんのために働いているんだろう」

そんなことを、ふと考えてしまう日があります。
家事も育児も仕事も、ちゃんとやっているはずなのに報われない。
昇進できるわけでもないのに、なぜこんなに頑張らなきゃいけないのか。

そんなとき、私はこの本を読み返します。
精神科医・中村恒子先生の
『心に折り合いをつけて うまいことやる習慣』。

読み終わるころには、呼吸が少し深くなって、
「まあ、ぼちぼち生きていこう」と思える一冊です。

つむぎ
つむぎ

私にとっては、心のバイブルのような存在です!!

なんのために働くのか?答えはシンプルでいい

「なんで働くんやろ?」と迷ったときは、単純に「働くのは、自分が食べていくお金を稼ぐため」と割り切ってええと思いますよ。

この言葉を読んだとき、肩の力が抜けました。

私はずっと、 「やりがいを感じなきゃいけない」 「成長しなきゃいけない」 「評価されなきゃ意味がない」

そう思い込んでいました。
でも違ったんです。
生きるために働いている。それで充分。
それ以上でも、それ以下でもない。

やらないよりはやる方がマシかな?それくらいのモチベーションが、仕事を無理なく続けるコツやと思います。

完璧じゃなくていい。
情熱的じゃなくていい。
“やらないよりはマシ”でいい。
そう思えたら、余計なプレッシャーが消えていきました。

期待しないほうが、うまいことやれる

この本の中で、私がいちばん刺さった言葉。

他人さんを変えて快適にするのではなく、「自分がどう動けば快適になるやろうか」「ここで気持ちよく過ごせるようになるやろうか」なんです。
ハッキリ言ってしまうと、他人さんを変えることなんか無理。100%不可能とは言いませんけど、ちょっとやそっとの努力では、人の考え方やふるまいは変わりません。

正直、私はよく文句を言います。

職場の人。
そして、夫。

でも、人を変えることはほとんど不可能。
それなら、自分の立ち位置を変えたほうが早い。

苦手な人とは“うすーく”付き合う。
無理に仲良くしようとしない。
距離を取る。

夫のいやな部分も、改善させようと必死になるより
「まあ、そういう人やな」とあきらめる。

洗濯物がリビングに置きっぱなしでも。
電気をつけっぱなしで寝ても。笑

期待を手放したら、イライラが減りました。

期待しない”は、冷たくなることではなく、
自分を守る方法なんだと思います。

小さな親切は、ケチケチしない

小さな親切はケチケチせんで、どんどんやってあげた方がええんです。

「なんで私ばっかり?」
そう思ってイライラしていた私に刺さりました。
余裕があるときは、やってあげる。
無理なときは、ちゃんと断る。
このバランスが大事なんですよね。

小さな親切は、まわりまわって
自分が快適に過ごすための投資
そう思えたら、少し優しくなれました。

子育ても家庭も“中途半端でええ”

仕事がうまくいかない日。
そのストレスを、子どもにぶつけてしまったこともあります。
最低だ、と自己嫌悪。
でも先生は言います。

子育ても家庭も、中途半端でええんです。

「ぼちぼち」ってことやね。

完璧な母親なんていない。
掃除しなくてもいい日があっていい。
お惣菜の日があっていい。
片付いていなくてもいい。

親がニコニコ笑って機嫌よく子どものそばにいてあげる方が、よっぽど子どもの成長には大切なことです。

私は最近、疲れた日は早く寝ます。
子どもと楽しくお風呂に入って、
さっさと布団へ。
寝てしまえば、イライラは増えません。
朝早く起きれば、家事も意外とすんなり進みます。
あきらめる勇気は、前向きな選択でした。

ほとんどの問題は、きっとなんとかなる

本の中には、中村先生の壮絶な人生も描かれています。
戦争、戦後の混乱、家庭の問題…。

それを思うと、自分の悩みが
小さく見えてきます。
「悩まなくてもいいこと」に、
必要以上に執着していただけかもしれない。

考えすぎて、苦しくなっていただけかもしれない。
そう思えるようになりました。

まとめ|期待しない生き方のコツ

  • 働く理由はシンプルでいい
  • 他人を変えようとしない
  • あきらめられるところは、どんどんあきらめる
  • 完璧を目指さない

期待しない。
頑張りすぎない。
ぼちぼちやる。

それだけで、こんなに楽になるんだと教えてくれる本です。

家事・育児・仕事に追われている人。
人間関係に疲れている人。
ぐるぐる悩んで眠れない人。

ぜひ一度、読んでみてください。

きっと、呼吸が少し楽になります。

今日も少しだけ、ととのえていこう。