姉妹喧嘩に消耗したママへ。ふて寝で乗り切った夜

こんにちは、つむぎです。

10歳と4歳の姉妹を育てていますが、
最近とにかく「姉妹喧嘩」に消耗しています。

その日もそうでした。

妹が勝手にお姉ちゃんのおもちゃを触っていた。
お姉ちゃんが切れた。
なだめた。
「お姉ちゃんだから我慢して」って言いたくないな、と思いながら。
妹はまだ理解が及ばないから、やりたい放題。
そして今度はテレビの取り合い。

2人の喧嘩が限界に達して
私は一人寝室にふて寝しに行きました。

「ママなのに、子どもを置いて寝室にこもっていいのかな」
「もっとちゃんと仲裁できる母親もいるのに」。
罪悪感の中で布団をかぶった夜のこと、
同じ気持ちのママに今日は届けたいなと思います。

姉妹喧嘩の仲裁が「無理ゲー」な理由

リビングで姉妹がおもちゃを取り合って喧嘩をしており、その板挟みになって頭を抱え、ぐったりと座り込んでいる母親のイラスト

きょうだい喧嘩の仲裁が消耗するのには、はっきりした構造があります。

それは、「年齢差のある姉妹喧嘩は、どっちも正しい」という事実です。

お姉ちゃんが「勝手に触らないで」と怒るのは正しい。
妹が「面白そうだから触ってみた」も、4歳としてはごく自然です。
どちらにも非がないのに、怒りだけがぶつかり合う。

ママはその真ん中で、つい昔ながらのフレーズを使いそうになります。
「お姉ちゃんだから、我慢して」。
でも、本当はそれを言いたくない自分もいる。
言いたくない言葉を口にしながら自分も傷つく、
という板挟みが姉妹喧嘩仲裁の本当のしんどさです。

姉妹喧嘩でママが消耗する3つの原因

① 4歳はまだ「人のもの」「順番」の概念が発達途中

4歳の妹に悪気はゼロです。
「面白そうなおもちゃがあった」
「触ってみた」。それだけ。
「これはお姉ちゃんのもの」という所有の概念は、
これから少しずつ育っていく段階です。

だから「何度言えばわかるの!」と叱っても、
本当にまだピンと来ていないことが多い。
叱るほど、ママだけが空回りして疲れていきます。

② 10歳はわかっているからこそ、抑圧されると爆発しやすい

10歳のお姉ちゃんは、状況も気持ちも全部わかります。
「妹はまだ小さいから」と理解もしている。
でも、毎日毎日「お姉ちゃんなんだから」と言われ続けると、
「私の気持ちは誰も大事にしてくれない」と感じてしまう。

その積み重なった気持ちが、
些細なきっかけで爆発する。
喧嘩のサイズと感情のサイズが合わない時、
たいていお姉ちゃんはそれまでの抑圧を吐き出しているのだと、
最近ようやく気づきました。

③ ママが「ちゃんと仲裁しなきゃ」と抱えすぎる

そして3つ目。
ママが「公平に仲裁しなきゃ」
「2人とも納得させなきゃ」と
抱え込みすぎてしまうこと。

でも、姉妹喧嘩はそもそも完璧に裁ける案件ではありません。
名裁判官になる必要なんてないし、
ジャッジを下すたびに自分が削れていきます。

外でも中でも疲れますよね…。
先日、子連れでショッピングモールに行ったときも、
それはそれは消耗しました。

「お姉ちゃんだから我慢して」を卒業する声かけ

0歳の娘の肩に優しく手を置き、しゃがんで目線を合わせて話しかける母親。最初は怒っていた娘が、安心した表情を見せているイラスト

最近、私が意識して変えたのが「上の子への第一声」です。

これまでは、つい「ほら、まだ4歳なんだから」
「お姉ちゃんでしょ」と言いがちでした。
でもそれだと、お姉ちゃんは怒りの行き場をなくしてしまう。

変えたフレーズはシンプルです。
「それは嫌だったね」
「勝手に触られたら怒って当然だよ」
気持ちをまず認める。
その後で、状況の説明や妹への声かけに移る。

たったこれだけで、お姉ちゃんの炎の燃え方が違います。
「ママは私の味方をしてくれた」と感じると、
4歳の妹に対しても少し優しくなれる。

4歳には「これはお姉ちゃんの大切なもの」
と物に名前と持ち主をつけて伝えていきます。
今すぐは理解できなくても、
繰り返すうちに少しずつ「人のもの」の
概念が育っていきます。
焦らない、繰り返す、それだけです。

こうした「自分の心の整え方」を体系的に学びたい方には、
本も助けになります。
私が読んでよかった一冊についてはこちらの書評にまとめています。

限界が来たら、ふて寝してもいい

声かけを変えても、
毎日いつも上手くいくわけではありません。
仕事から帰った夜、
夕飯の支度をしながら姉妹喧嘩の声を聞くと、
心のメーターは一瞬でゼロになる日もあります。

そんな日は、もう逃げていいと思っています。

  • 喧嘩が始まったら、まず上の子に「それは嫌だったね」と一言
  • 4歳には「これはお姉ちゃんの大切なもの」と物に名前をつけて教える
  • ママが限界を感じたら別室に逃げる。怒鳴るより、いったん離れる
  • 逃げた先で、自分を癒す時間を5分でも持つ

私が寝室にふて寝した日も、罪悪感はありました。
でも、あのまま居間にいたら絶対に怒鳴っていた。
怒鳴るより、ふて寝のほうが100倍ましです。

ふて寝が無理なら、
お風呂にこもるのもおすすめ。
湯船で深呼吸して、
香りのいい入浴剤やアロマで5分だけ自分に戻る。
これだけで、夜のメンタルは違います。

「もう何もしたくない…」というレベルで疲れている日は、
無理せず一日休む選択肢も持っていてください。
【ワーママ】疲れた…何もしたくない日はどうする?限界サインと心を守る対処法に、
もう少し詳しい逃げ方をまとめています。

翌朝、スッキリ目が覚めた話

翌朝、スッキリして目が覚めました。

不思議なもので、あんなに「もう無理…」と思っていた前日の喧嘩も、
朝の光の中で見ると少し小さく感じられます。
子どもたちはケロッとしていて、
いつも通りごはんを食べに来ます。

完璧に仲裁できなくていい。
逃げたっていい。
今日も喧嘩するかもしれないけど、
今日もなんとかやっていこう。

姉妹喧嘩の仲裁に疲れているあなたへ。
「お姉ちゃんだから我慢して」と言いたくないあなたへ。
完璧なママじゃなくていい、
ふて寝するママでもいい。
今日も、なんとかやっていきましょう。

今日もおつかれさまでした。